こんにちは、よろずです。
GWも明けて急に暑くなりましたね、僕は6月の健康診断に向けて
体を絞り始めたところです。
といっても、年末から走るのをやめていたので、
とりあえず1kmから走り始めました。
「意味ねーだろ」という心の声が聞こえてきそうですが、
全然意味はあるんです!!習慣にするにはまず毎日続けることが大切です。
例えば目標が「10km走る」だとします。
そうすると、ちょっと疲れているとか、今日は帰るのが遅かったからとかで、
1回継続を断ち切ってしまうと、また同じようなことがあった時に
「この前も走らなかったしな」とやらない言い訳を作ってしまいます。
ですので、まずは継続に重きをおいて、目標は徐々に高めていけばいいのです。
詳しくは改めて記事を書きます。
続けることは時間に比例して効果が複利的に増えるからな、
まさに「継続は力なり」
話が逸れましたが、GWはシェイプアップと日焼けをしていました。
自宅の屋上でレジャーシートを広げて、サンローションを塗りたくって、
本を読んだり、昼寝をしたりして過ごしました。最高の休日です。
さて、今回は自作ケージがついに完成し、とげ丸が引っ越してきて1ヶ月ほど経ちましたので、
とげ丸がうちに来るまでに準備したことなどを書き綴っていこうかと思います。
これからハリネズミを飼おうと思っている人の参考になれば幸いです。
ハリネズミを飼うきっかけ
自作ケージの記事にも書きましたが、改めて。
僕は少し潔癖気味なので毛のある動物(犬とかネコ)を飼うことに抵抗があります。
しかし、奥さんは犬を飼いたいと主張。
話し合いの末、折衷案としてハリネズミが浮上しました。
小さい頃にハムスターは飼ったことがあったので、ハリネズミなら毛も飛ばないだろうし、
ハリだしいいかなーと思って、ひとまず実物を見てから決めることにしました。
近所のペットショップにいるみたいなので、見に行きましたが就寝中でした。
どうやら夜行性のようです。丸太小屋の中で、ボロ布に包まって寝てる。。。
諦められずに眺めてると、別の小屋に移動しようとしたのか1匹がトコトコ出てきた!!
視力は良くないみたいで、鼻をひくひくさせて
周りを警戒しながらよたよた歩いている姿がめちゃめちゃ可愛かったです。
実物を見たところで俄然ハリネズミに対して興味が湧いてきたので、
もう少し詳しく調べてみることにしました。
ヨツユビハリネズミ
ネットでも検索してみたのですが、
手元に置いておけるように本を1冊買いました。
「ハリネズミ、飼いはじめました! (マンガでわかるもふもふ小動物たちの飼育書)」
かわいいイラストの漫画と詳しい説明分の構成で、間にハリたちの写真も載っているので、
パラパラめくっているだけでも楽しい1冊となっております。
日本でペットとして飼われているのは
アフリカ生まれの「ヨツユビハリネズミ」という種類。
他にも16種類ほどいるそうですが、種によっては
ペットとして持ち込まれたものが野生化し、特定外来生物に指定されてしまったものも。。。
基本は夜行性で、野生ではエサを求めて1日に4-5km移動することもあるそうです。
エサは基本的には昆虫で、他にも爬虫類や両生類、小型の哺乳類や鳥類の死肉を食べることもあるようです。
肉食の雑食ですね。木の実や果実も時折食べているようです。
飼育下では高たんぱく高脂質のフードを与えないと栄養不足になりますが、
ケージの範囲しか行動できないので与えすぎは肥満の原因にもなります。
飼うときは運動不足に注意だな!!
また、ネズミと名前がついているものの、分類的には
「ハリネズミ目」でどちらかといえばモグラの仲間のようです。
視力が良くなく、日中は岩陰のくぼみやシロアリの巣に
もぐり込んでいるのはそのためなんですね。
ハリネズミカフェ~はりねずみびれっじ~
ある程度ハリネズミについて勉強したので、
今度は触れ合ってみて飼えるかどうか最終判断をするために
少し足を伸ばして横浜のハリネズミカフェに行きました。
横浜駅西口にある「はりねずみびれっじ」さんです。
https://harinezumivillage.com/
ビルの1室なんだけど、たくさんのハリがいて
店員さんもみんなほんとに動物好きそうな人だった笑
そこで初めてハリネズミを抱っこしました。
ハリを立てていると本当に痛いです。こりゃ天敵も諦めるわという感じですね。
僕が選んだ子はかなりおとなしくて、抱っこしても逃げずに
手の中に収まって鼻をひくひくさせていました。何とも言えないかわいさです。
革手袋も用意されているのでハリが怖い人でも安心ですよ。
よくSNSに上がっているようにひっくり返して抱っこして、
お腹をなでなで出来るような子はまれで、小さい頃から人間に慣らしていると、
触らせてくれる子もいるみたいです。
でも、基本は臆病な子が多くて、とげ丸は最初結構「ふしゅふしゅ」されました。
「ふしゅふしゅ」とは、ハリネズミが警戒したときや怒ったときに
ハリを立てながら鼻をならす音で、結構大きな音がするので最初はびっくりしました。
オプションでエサのミルワームを与えて、愛でたらあっという間に時間が過ぎてました笑
はりねずみびれっじでは触れ合いとして、20匹前後のハリネズミたちから
お気に入りの子を選び、個別の箱に入れてもらい
カフェスペースで愛でたり、触れ合ったりできます。
店員さんがハリネズミの性格から
「元気な子が良いですか?」「おとなしい子がいいですか?」と
聞いてくれますので、お気に入りの1匹を見つけてみてください。
他にもハリネズミグッズ、フードなどの販売や、
生体の販売、ペットホテルもあるので、長めの旅行に行くときも
安心して預けることが出来ます。
そんなこんなで完全にハリの虜になって帰宅しました。
その日からネットで実際に飼うためにケージ・グッズなどを調べて回り、
ケージについては自作することにしました。
ハリネズミの飼育に必要なもの
ハリネズミを自宅で飼うときに最低限用意したいものは
・ケージ
・回し車等
・寝床、隠れ家等
・床材
・トイレ、トイレ砂
・ヒーター
・エサ、餌箱、水飲み
です。
ケージ
ハリネズミは結構大きく、体長は20-25cmほどになります。
大人の男性の片手にぎりぎり収まるかはみ出るくらいですね。
ちなみにうちのとげ丸は若干はみ出る。。。
体重は性別や個体により差はありますが、300-600gほど。
中には800gを超えるような子もいるようです。
ですので、必然的にケージも相応の広さが必要となります。
ハリネズミ用の既製ケージでは600-700mm×300-500mmくらいのサイズが主流のようです。
自宅の置く場所にもよりますが、回し車や隠れ家などを置くことを考えると、
できるだけ大きいケージで広々過ごさせてやりたいですね。
ちなみにとげ丸がうちに来た当初はまだ自作ケージが出来上がっていなかったので、
既成のケージで過ごしてもらっていました。
その時は夜になると回し車をごーごー回していたのですが、
お引越ししてからは一度も使ってません。
ケージが広くなったことと、2階やロフトへのスロープの昇り降りが
良い運動になっているからかもしれません。
床材
床材は種類もたくさんあり、最初はどれにするか迷うと思います。以下がメジャーなものです。
・リター系(木材や植物を砕いて固めたペレット状のもの)
・ウッドチップ系(木材をチップ状に粉砕したもの)
・ペーパー系(紙をペレット状にしたもの)
・ペットシーツ
・人工芝
結論、床材の合う合わないは個体差があるので、
いろいろ試してみたらいいと思います。
ただし、針葉樹原料のものはアレルギーを
引き起こす可能性があるので避けた方がいいでしょう。
ハリの好みもあるでしょうが、飼い主さんの掃除のしやすさも大事です。
掃除が面倒で、手入れがおっくうになると、
結局はハリの住環境に影響してしまいます。
ハリと飼い主さんのバランスの取れた床材を見つけてみてください。
うちでは1階部分をはりねずみんみん共和国さんのペーパーリターとどんぐりリターでお試し中。
https://item.rakuten.co.jp/harinezuminmin/hari-chip-paper-5l/
2階とロフト部分はペットシーツの上に人工芝を敷いています。
リターはどちらも水分を含むと膨らんで最終的にぼろぼろに崩れるので、
おしっこをした場所はすぐにわかります。
毎日うんちとおしっこを含んだリターをスコップで回収しています。
トイレ
トイレは個人的には置いても置かなくてもいいかと思っています。
理由は、ハリネズミは基本トイレを覚えないから。
もちろん中には決まった場所で用をたす子もいるので一概には言えませんが。。。
トイレというより砂浴び用に設置している方もいますね。
個人的にはいらないと言いましたが、うちはトイレを設置しています。
砂浴びがわりと、たまにトイレとしても使ってくれているのであってもいいかなと。
ちなみにうちではホームセンターで購入したローラー刷毛の受け皿を使っています。
ヒーター
温度管理は重要で、暑すぎても寒すぎてもダメで、結構管理が大変です。
4月から飼い始めてまだ1か月ほどですが、まだ少し肌寒い日はストーブを焚いていました。
湿度が下がりすぎても自分にもとげ丸にもよくないと思い、鍋に水を張って加湿もしていました。
湿度は35-45%位をめどに保っていました。
うちのとげ丸は21-22℃くらいになるとあまり動きがよくなく、
食事もがっつかずにゆっくり食べ、食べ残しもするようになる印象です。
適温は26℃前後なので、少し寒いのかもしれません。
春先だったので、とりあえず部屋の温度管理と、寝るときは暖突をつけていました。
真冬はさらに暖房器具が必要かもしれません。
逆に夏はどうしようか考え中です。ケージの構造上、熱がこもりやすいように作ったので、
前面パネルを塩ビから金網に付け替えられるように改造して
空気の流れを良くすれば大丈夫かとおもいますが。。。
エサ
野生では主に昆虫や木の実などを食べいるみたいですが、
飼育下では主に
・専用フード(ペレット状になったものなど)
・昆虫(生き餌、半なま、乾燥など)
・肉類(ささみやレバーなどを加工したもの)
などがあり、最近では半液体状のチュールタイプのエサも出てきました。
ハリネズミを飼う人が増えてきた影響もあってか、
専用フードの種類もどんどん増えているような感じがします。
ハリ飼いさんにとってはうれしい限りですね。
いろいろなエサをあげて気に入って食べてくれるのはうれしいのですが、
初めてのエサを食べるとアンティングをするのが困ります。。。
※アンティングとは、初めて食べたものを唾液と混ぜた泡状にして、
舌で自分のとげになすりつける行為です。食べ物に限らず、グッズなどに対して行う場合もあります。
虫エサが苦手という方はペレット状のエサだけでも問題ないので、
「ハリネズミ飼いたいけど、虫は触れないし気持ち悪い」
という方でも大丈夫!!
実際虫エサは気持ち悪いよね。
まあでも、虫エサの方が食いつきは良いですけどね、
それにハリの食べっぷりを見ていると虫エサ触るのも気にならなくなってきますよ。
現に僕も虫は苦手なのですが、とりあえず乾燥していれば姿そのままでも大丈夫になりました。
そのうち生き餌も試してみたいです。
とげ丸は今のところエサを食べている時は触らせてくれるので、
夢中になっている間にいろいろなところを触って健康チェックや
触られることに慣らしています。
飼うまでに準備したことまとめ
僕はハリネズミを飼うと決めてから情報収集を始めました。
ネットや本を買ったり、実際に見に行ったり、、、
このブログを読んでくださっている皆さんも
少なからずハリネズミに興味を持っていると思うので、
まずはいろいろと調べてみてください。
そのうえで本当に飼いたいと思ったら、用意するものは
そんなに多くありませんので、ネットショップだけでも
全てのものが揃うでしょう。
準備するもので一番大事なものが
「ハリネズミが過ごしやすく、かつ大事に最後まで飼いきる気構え」
だと思います。
近年、ペットを飼いきれず捨てて野生化→在来種に被害→特定外来生物認定
の事案が増加しています。
人間の都合で勝手に連れてこられて、捨てられて、なんとか環境に対応して
子孫を増やそうとしたら、駆除されてしまうなんてひどい話です。
繰り返しになりますが、飼い始めたら自分の責任です。
多くのペットは子孫を残すという生物としての本能を全うできないので、
せめて最後まで生きた証を見届けてほしいものです。
なんか最後にまじめな話になってしましましたが、
実際準備するものはそれほど多くはないです。
僕はケージを自作しようとしたので、
いろいろ準備するより、まずはケージを作ることを優先させました。
次回はとげ丸が来た時の様子や
1か月過ごしてみて思ったことを書こうと思います。
皆さんも楽しいハリネズミライフを送ってください。
毎日癒されますよ!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございます。
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