こんにちは、よろずです。
みなさん「トラックボールマウス」をご存知ですか?
通常のマウスと違い、本体についている球体で画面上のポインタを操作するマウスです。
僕はちょうど1年前にロジクールの「ERGO M575」というトラックボールマウスを購入して使い続けていますが、なかなかの優れものですので紹介いたします。
この記事を読み終わる頃にはきっとAmazonでトラックボールマウスをポチってますよ。
1.トラックボールマウスとは
先述したようにトラックボールマウスとは本体に付属した球体(トラックボール)で画面上のポインタを操作するマウス、かっこよく言うと「ポインティングディバイス」です。
卵のサイズはMLである。おそらく。
画像のようにマウスより大きいことが多く、手全体を乗っけて操作します。
マウスのように狭いマウスパッドの上をせわしなく動かさなくていいので、腕に負担も掛かりにくいし、本体が置ければ、それ以上のスペースは必要ないので、省スペース化を実現できます。
膝の上やベッドの上などマウスの下が平らである必要もないので、かなり自由が効きます。
2.Logicool ERGO M575について
今回紹介する「logicool ERGO M575」は従来モデルのM570より10年ぶりに発売された後継機種です。
2020年11月26日に発売され、僕も1か月遅れで購入しました。
トラックボールの是非についてはネット上でもよく議論されていますが、僕はトラックボールに替えて断然良かったです。
無駄に手を動かさなくていいし、カチャカチャ音がうるさいこともない。
本体は結構大きいけれど、形は人間工学に基づいて設計されているので安定性もありつつ、手の体勢は非常に楽で疲れることはありません。
ボールの動きもスムーズで、電池持ちも申し分なし。
この動きは病みつきになる!!
1年使ってこれと言ってデメリットがないです。
しいてあげるとすれば、マウスからトラックボールに乗り換えるときに慣れが必要なことくらいですかね。
場合によってはトラックボールに馴染めない人もいるかもしれませんが、慣れてしまえばもうマウスに戻れません。
会社のマウスも実費でトラックボールに替えたくらいですからね。
3.ERGO M575のセット内容
セット内容は画像の通り簡単な説明書と保証書類。
あとはマウス本体と単三電池、USB接続するためのレシーバーのみです。
梱包内容もシンプルで良いですね。
4.Windows PCとの接続(ペアリング)方法
本機種はUSBレシーバーでの接続のほかにBluetoothでの接続も可能です。
USBレシーバーで接続の際は本体裏側のフタを開けると、乾電池の横にレシーバーが格納されています。(このギミックが地味にかっこいいしレシーバーをなくさないので便利)
USBレシーバーをPCに差込み、本体裏の電源スイッチの横にあるボタンを押して、白のランプが点灯すればOK。
あとはPC側で接続完了のメッセージが出てくれば操作できます。
Bluetooth接続の場合は本体裏側のボタンを押して青のランプを点けます。
そのあとWindowsPCの左下スタートボタンもしくはキーボードのWindowsボタンから設定(歯車マーク)→デバイス→画面中央上部の+ボタン(Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する)をクリック→Bluetoothをクリック。
Logicool ERGO M575が表示されるので、クリックすれば接続完了。
Bluetoothは次回からは自動で接続されるので、ストレスフリーで使用できます。
マウス側の電源は入れっぱなしにしていますが一年経過しても今のところ電池交換はしていません。
電池持ちはメーカーの公表値通りのようだな。
前作はBluetooth接続がなく、PCのUSBポートを常時1つ食いつぶしていましたが、今作からは改善され、より便利に使用できるようになりました。
5.トラックボールマウスのメリットデメリット
上にも書いてきましたが、改めて1年使用して感じたメリットデメリットをまとめましたので、ご参照ください。
・圧倒的に操作が楽
・戻る/進むボタン
・省スペース化
・対応OSとロングバッテリー
・エコ製品
順番に解説していきます。
・圧倒的に操作が楽
楽な体勢でマウスの上に手を置き、あとは親指1本でかる~く操作ができるため、体への負担は皆無です。本体形状は人間工学に基づいた設計になっているため、手を置いている体勢がすでに心地良い。
ボタン配置も含め非常にユーザー目線の作りとなっています。
ポインタの移動範囲が広いデュアルディスプレイの時もマウスのようにあっち行って戻ってきて、また行って…とガチャガチャ操作しなくていいので音も気になりません。
トラックボールの動きも滑らかで、勢いよく回せば惰性でも回るため、画面の端から端までの移動も苦になりません。
・戻る/進むボタン
左クリックボタンの横に戻る/進むボタンがついていて、ブラウザバックがショートカットやアイコンを使わずに手元で出来るのは非常にありがたい。ネットサーフィンが捗ります。
さらにこのボタンはlogicoolのアプリでカスタムできるので、好きな動作に割り振って効率化を図ることも可能です。
カスタムについては「ブログ術大全」で有名なヨス氏の記事がわかりやすいので引用させて頂きます。
ブログ名:ヨッセンス
参考記事:「MX-ERGO」「M575」の拡張ボタンは必ず設定すべし! WindowsとMacでのオススメ設定も紹介
・省スペース化
マウスと違い本体を動かすこともないので狭いスペースで操作が可能です。
書類にまみれた机の上でも、平らじゃない布団の上でも問題ありません。
マウスパッドも必要ありません。
本体裏には5か所の滑り止めがついているため、本体のズレも気にせず操作できます。
・対応OSとロングバッテリー
ERGO M575はWindows/macOS/iPadOSに対応しています。
バッテリーもUSBレシーバー使用時で最長24か月、Bluetooth使用時で最長20か月とロングバッテリーです。
・エコ製品
ERGO M575のグラファイトカラーはリサイクルプラスチックを50%使用し、環境に配慮した製品となっております。昨今環境保護が叫ばれている中、小さなことでも貢献できるのは良いことですね。
・トラックボール操作への慣れ
・価格
・大きさ
・メンテナンス
では逆にデメリットはないのかというと…ほぼないです。あげるとすれば
・トラックボールの操作に慣れる必要がある
これが一番のデメリット?になると思います。
僕も最初は戸惑って本体を動かしてしまったり、ポインタをうまく目的の位置に合わせられなかったりと苦戦しましたが、1週間程毎日触っていれば問題なく使用できるまでになりました。
こればっかりは合う合わないがあると思いますが、トラックボールに抵抗が無ければほぼメリットだけを享受できるでしょう。
人によっては作業によりマウスとトラックボールを使い分けている人もいます。
・価格
価格は執筆時点(2022年1月5日)の公式HPで¥5,300
値上げをして¥6,050になっていました(2022年1月29日現在)
グラファイトカラーは年始から引き続き「一時的に完売」で唯一購入可能だった
オフホワイトも「一時的に完売」となっていました。
これを受けてAmazonなどでは価格高騰しているようです。
安い無線マウスなら¥1,000を切る時代です。
5倍の価格のマウスは高く感じるかもしれませんが、この快適さを味わえるなら安い投資です。
操作の効率化による時間単価の観点からも、操作姿勢による体の不調の観点からも、単純に満足度の観点からもトラックボールマウスへの投資は割に合うものだと感じます。
・大きさ
トラックボールの特質上、本体を安定させる必要があります。
負担を軽減させるためには手を置いた時の安定感も重要で、そのために本体が通常のマウスより大きいことが多いです。
本体自体を動かす必要がないので、可動範囲を考えればマウスより大きくても問題ないと思いますが、外出先などで使用したい場合持ち運びは多少不便になります。
外出先までの持ち運びにはマウスケースを使用した方が無難でしょう。
ロジクール (Logicool) M575GR /M575S 収納ケース用 ワイヤレスマウス トラックボール専用保護収納ケース
・メンテナンス
トラックボールの話をすると必ず
「ボール部分に埃が溜まり定期的に掃除が必要で手間が掛かる」
という人が現れますが、僕はこの1年間で2回(購入してすぐ試しに外した1回と、この記事を書くために外した1回)しかボールを外していませんが、掃除するほど埃は溜まっていませんでした。
もちろん使用環境によるのでしょうけど、たとえ埃が溜まっていたとしても、ボールを外してメガネ拭きかなんかで軽く拭けばそれで済む話なので、全然手間ではありません。
以上が1年間使ってみて感じたメリットデメリットとなります。
どうでしょう、ほぼメリットしかないと思いませんか?
6.まとめ
今回はlogicoolのトラックボールマウス「ERGO M575」を紹介してきました。
トラックボールマウス試したくなってきたんじゃないでしょうか?
今年は作業環境を変えて、仕事の効率化もしていきましょう。
当ブログでは日々使っていておすすめできる製品やサービスを不定期で紹介しています。
他にも気になった出来事やDIY、ペットのハリネズミ「とげ丸」の日常も不定期で更新しています。
良かったらほかの記事ものぞいてみて下さい。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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