こんにちは、よろずです。
突然ですが僕は掃除や家事、整理整頓が大好きです。
本気で家事代行サービス会社に転職しようと考えていた時期もあったくらいです。
休日は朝から換気&掃除機、洗濯、布団干し、靴磨き、部屋の整理、アイロン、食器洗い、拭き上げ、風呂掃除など放っておけば1日中家事をしているでしょう。
副業を始めてからは何とか時間を確保しようと思い、自分がやらなくても良いことはなるべく他に任せるようにしました。
ただ家事好きとしては、ロボット掃除機はあてにならないし、洗濯乾燥機より天日干し。
ロボット掃除機の後で掃除機をかけ直す自信がある。
時間が無限にあればいいのですが、そういうわけにもいきません。
そんな家事好きな僕が「これは機械に任せたほうが楽で仕上がりも満足だな」と思えたのが今日紹介する食器洗い乾燥機です。
1.家計の見直しは固定費の削減!時間の捻出は固定時間の削減!!
サラリーマンで副業を始めた時に最初にぶつかる壁が「時間が取れない」ことだと思います。
時間の作り方を検索すると、通勤時間の活用、早起き、ゲームやスマホ(SNS)の時間削減などいろいろな時間の捻出方法が出てきます。
細かい時間の捻出ももちろん大事ですが、家計の見直しも時間の見直しもまずは大きいところから改善していく方がよっぽど効果的です。
1日の中で1番時間を割いているのがおそらく本業でしょう。
では、本業を辞めましょう。
といっても、さすがにいきなり本業を辞めるのは勇気が要りますよね。
でも無駄な残業や、行きたくない飲み会はなくても良いのではないでしょうか?
新型コロナのおかげで飲み会も一気になくなったよね
次に通勤時間。ベストは本業の会社近くに引っ越すことです。
通勤時間はインプットしたり、アイデアを考えたりする時間に使えると言う人がいます。
ですがはっきり言って満員電車や疲れ切った帰りの車内で良いアイデアなんて出てきません。
それなら徒歩5分で帰ってお風呂にでも浸かっていた方がよっぽど有意義で良いアイデアも浮かぶと思いませんか?
引っ越しもハードルが高いという方は「毎日固定で使っている時間」を見直してみてはどうでしょう。
一度、1週間の行動を紙に書き出してみてください。
そうすると、「毎日している作業」や「毎日ではないけれど頻度の高い作業」が見えてくるはずです。
サラリーマンにどっぷり浸かっている人ほど日々はほぼルーティン化している
例えば、ヒゲ剃り、歯磨き、食事の準備、洗い物や掃除、洗濯、ごみ捨て、ペットのえさやり、お風呂などなど。
その中で断捨離や時短できそうなものをピックアップしていきます。
髭剃りや歯磨き、お風呂は欠かせないですよね。
でも例えば、ヒゲ脱毛したり電動歯ブラシを使ってみたりすることで時短になるかもしれません。
時間の掛かっている大きなところが改善出来たら細かい長期的な効率化も検討してみましょう。
ちなみに電動歯ブラシは時短かどうか別として、個人的におすすめですよ。
【実感レポート】パナソニックの電動歯ブラシDoltz(ドルツ)を4年使ってみた結果
さて大きなところですが、食事の準備・洗い物・掃除・洗濯などは比較的時間が掛かりますよね。
家族が多い場合は特に大変だと思います。
まずはこの辺りから改善していきましょう。
単身なら、思い切ってフル外食にすればかなり時間は浮くと思います。
洗い物、掃除、洗濯は時短家電や家事代行サービスがおすすめ。
1日は誰しも24時間で平等です。
ロボット掃除機やドラム式洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機などをうまく活用して「自分の時間」を確保しましょう。
では改めて食洗機について説明していきます。
2.どんな食器洗い乾燥機あるの?
今回は数ある時短家電の中で「これは機械に任せた方が早いしきれいだ」と使って納得した食器洗い乾燥機について紹介していきます。
家庭用の食器洗い乾燥機(以下 食洗機)はビルトインと据え置き(卓上式)に分かれます。
ビルトインはその名の通りキッチンの下に収納されている据え付け型の食洗機です。
後付けも可能ですが、大掛かりな工事が必要で初期費用も据え置き型に比べ高くなる場合が多いでしょう。
ビルトインのメリットは以下の通り
・見栄えが良く調理スペースが広く使える
・庫内が広く1回で洗える食器点数が多い
・静音性が高く、深夜帯の割安電気料金が使える
一方、据え置き型は分岐水栓(今ある蛇口から食洗機へ給水するため取り付ける分岐金具)を取り付けられれば使用可能で、タンク式に至っては分岐水栓も不要。買ったその日から使用できます。
分岐水栓タイプは洗浄力も高く、設置場所さえ確保できるなら絶対におすすめです。
食洗機のメーカーとしてはリンナイ・パナソニック・アクア・東芝・アイリスオーヤマなど何社かありますが、据え置き型ならパナソニックが種類も多く性能の信頼もおけるものが多い印象です。
家庭用の据え置き型はパナソニック一強ってくらい
量販店の売り場はパナソニックしかなかったな
都内の家電量販店ではパナソニックとアクア、パナソニックとアイリスなど、パナソニック製品をメインにして2-3メーカーしか展示してない場合がほとんどでした。(2021/11/21現在)
僕が購入したものもパナソニック製です。単純にパナソニックが好きという事もありますが。。。
3.食洗機を実際使ってみて感じたメリット
導入してまだ1か月ですが、早くも絶大なメリットを感じているので、紹介していきます。
3.1時短効果
食洗機を使う一番のメリットは時間短縮です。
僕は一日の終わりに水回りをリセットしないと気分が落ち着きません。
それゆえ皿洗いから食器の拭き上げ、シンクの掃除まで含めると1~1.5時間は掛かっていました。
時間の使い過ぎとは思っていたけど、
G対策にも生ごみは毎日捨てて、水分は拭き上げておきたい
食洗機を導入してからは使用した食器を軽く水で流し、食洗機にセット→洗剤を入れてスタート。
洗いと乾燥をしている間にシンクの掃除をしても20分あれば楽々作業終了。
最低でも毎日30分以上の時短になっています。
3.2除菌効果
パナソニックの食洗機は50℃以上の温水+吹き上げ高さ2m(シャワーでもなかなか出ない水圧です)の高圧で洗浄、さらに上位機種は80℃のお湯ですすぎを行い、ヒーターで乾燥させます。
乾燥後はナノイーX送風で除菌とニオイ抑制まで行ってくれる優れものです。
手洗いではほぼ不可能な高温で洗ってくれるので、油汚れもすっきり落ちます。
油が落ちすぎて食器を手に持つとものすごくきゅっきゅします。笑
洗浄後食洗機に入れっぱなしでも清潔さをキープしてくれるのは良いですね。
3.3節約効果
食洗機は意外なほど水の使用量が少ないです。
パナソニックの公式サイトによれば、水の使用量は手洗いのおよそ1/6程度。
確かに手洗いだとお湯を流しっぱなしで食器をゆすいでいるので、かなり水量は使っている印象です。
ガス代と比較しても食洗機の電気代のほうが抑えられ、洗剤使用量も少なく済みます。
トータルでみて、5人分1日1回使用で年間9,300円の節約になるようです(画像は1日2回使用計算)
出典:Panasonic公式HP「エコ【レギュラータイプ・スリムタイプ共通特長】」
https://panasonic.jp/dish/products/features/eco.html
水や洗剤の使用量も少なく済むので、環境にもやさしく、サステナブルですね。
3.4手荒れ防止効果
毎日家事をする主婦の方には朗報かもしれません。
特に冬場はハンドクリームでケアしていても毎日の水仕事で指先がぼろぼろ。。。
なんて方も多いのではないでしょうか。
かくいう僕も男なのに冬場はあかぎれしまくって指先ぼろぼろです。泣
ちなみにアトリックスの指先用のハンドクリームが過去最速であかぎれを治してくれたので、男性陣は悩める奥様方にプレゼントして差し上げてください。
アトリックス エクストラ ポイント集中ケア <薬用ハンドクリーム> 30g
食洗機を導入すれば、そんな手荒れともおさらばできるのです!!
あと、うちの奥さんも言っていたのですが、
「女性はどうしても体調がすぐれない日があるけど『母親』は休めないので、そういう時に『楽できる・やらなくていい家事』があると大変助かる。と
確かにそうですよね、世のお母さんたちには本当に頭が上がらないですね。
奥さん孝行、親孝行は忘れずに。
4.食洗機を実際使ってみて感じたデメリット
では逆に食洗機のデメリットはないのかというと、残念ながら何点かあります。
購入してから「こんなはずでは、、、」「ぶっちゃけ要らなかったのでは?」とならないよう、しっかりデメリットも見極めて購入を検討してみてください。
4.1使用不可の調理器具、食器がある
なんといっても一番のデメリットはこれ。
漆器や木製食器、洋銀食器などがダメなのはなんとなく許せるのですが、フッ素加工(テフロン加工)調理器具もNGなんですよ。
そう、取っ手が取れるで有名なティファールもNG。
(一部対応している製品もあるみたいです)
表面コーティングの劣化につながるそうです。
まあ、どうせシンクの掃除もするので、
フライパンや鍋のひとつ洗うくらいどうってことないけどね
4.2サイズがデカい!!
これは家族が増えることを見越して大きめを買ったので仕方のないことですが、ファミリー向けはデカいです。
パナソニックの公式サイトにARで実際に置いた様子をスマホのカメラを使って確認することが出来るサービスがあるので、ある程度置けるかどうかの判断には使えます。
便利な世の中になったもんだ。。。
しかし実際には給排水のホース、電源コード、ほかの調理家電との干渉など届いてみて不具合が起こることもしばしば。
我が家の場合も予定していた配置だと電子レンジやトースターとの兼ね合い、導線や調理スペースに問題が起こりました。
結局、新たにラックを購入してやむなく配置換えをしました。
購入前には出来うる限りのことを想定しておいた方が賢明です。
サイズつながりですが、食洗機の容量を選ぶ際に普段使う食器の量を考慮しましょう。
例えば二人暮らしで使う食器を最小限に抑えていれば食器数枚、フライパン、コップくらいになることもあるでしょう。
その場合、手洗いしてもそんなに時間が掛からず、思ったほど時短にならない。なんてことも考えられます。
それでも食洗機の選択肢を選ぶのであれば、容量は少ないが価格を抑えられる少人数向けでも良いという判断になるかもしれません。
4.3ガラス製品は水滴の乾燥跡が目立つ
食洗機は乾燥までしてくれてあとは食器棚に仕舞うだけ。
非常に便利な家電なのですが、水滴が残ったまま熱で乾燥させるため、透明なガラスのコップは水垢が目立ってしまいます。
これは非常に残念でした。
クリスタルなどはガラスも薄く割れやすいので、やはり手洗いが良いでしょう。
ガラスに水垢を付けたくないのであれば、東レから発売されているトレシーという科学繊維の食器拭きがオススメです。
毛羽が残らず、指紋もきれいに拭き取れます。
バーテンダーさん御用達です。
【グラス拭き専用】おしゃれなグラスのお手入れにおすすめ「トレシー」の実力
逆に言えば、陶器の白い皿などは水垢が目立つこともないので、使う食器を考えれば食洗機のみで洗い物を済ませることが出来ます。
~追記~
水切れを良くして乾燥の手助けと水垢軽減の「乾燥仕上げ材」「リンス剤」があるにはあります。
しかし、国内メーカー品の多くはリンス投入口がなく、どうやら使用不可のようです。
海外メーカーのボッシュやミーレなどは洗濯機のように洗剤入れと別にリンス剤投入口があります。
Panasonicさんも新機種はぜひ仕上げ材に対応した製品を出して頂きたいですね。
5.その他実際使ってみて感じたこと
ここからは製品が届いてから設置して使用するまでに思ったことを書いていきます。
購入前に是非参考にしてみてください。
5.1価格について
今回購入したパナソニックのファミリー向けは分岐水栓込みで約10万円。
分岐水栓の工事を依頼したら+1~2万円。(少人数用なら3万円台からありますが、、、)
確かに高価な品物ではあります。
ですが節水効果だけでも年間約1万円の節約になります。
さらにタイトルにも書いたように食洗機を導入する目的が「副業の時間確保」であるとすれば1日30分の時短で副業時給500円とした場合、
0.5h×500円×365日=91,250円。
年間節水額を足せば、1年間で元が取れるよね。
365日働かないとか、時給換算で500円も稼いでないという意見もあると思います。
しかし、浮いた時間でしっかり副業に打ち込めばペイ出来ない金額ではありません。
偉そうなことを言っている僕も今は時給換算では到底500円に到達していませんが、がんがん先行投資をして副業の時間を作って、稼げると信じて邁進しております。
話が逸れましたが、食洗機は高価な買い物であることに違いはないが、費用対効果はすこぶる良いと考えられます。
5.2分岐水栓について
給水式を購入する場合は別売りの分岐水栓が必要ですので、品番を間違えないように気を付けましょう。
ぼくはパナソニックの公式サイトでしっかり確認して、いざ購入するときになぜか別の品番を購入していたようです。
ついに使用できる喜びから届いた商品を勢いよく開梱し、混合水栓にあてがってびっくり。
開梱してしまったので返品も出来ず、メルカリで必要としている人の手に渡るのを待つ運命にさせてしまった。
いやほんと売れてよかった。
小遣い減らされるかと思ったよ。
※メルカリで売れました。結構手数料高いですね。なんだかんだ半値以上は手元に残ったので良かったです。
5.3給排水ホース
据え置き型の難点は置き場所もそうなんですが、給排水ホースが邪魔で見栄えもよくないことです。
シンクを掃除するときにも絶妙に干渉して掃除がやりにくい。
特に給水ホースは固く、設置時に苦労します。
洗濯ホースと同じようにワンタッチジョイント式になっており、両端を金具でカシメているので長さ調節のために切断することも出来ません。
付属品は1.2mですが、オプションで2.0mのホースも販売しています。
置き場所によっては長さが中途半端なので、洗濯機用の給水ホースで代用しようと考えましたが、本体との接続部分の形が微妙に違っていて接続できませんでした。
長さ調節は長めを買って本体裏などで折り返して調節するしかなさそうです。
排水ホースはジョイントして延長したり、はさみでカットしたりして短くすることは可能なので、調整は効きます。
5.4食器入れにくい問題
何とか設置も終わり、試運転がてら昼食の食器を洗ってみることに。
まず、説明書を見ながら食器をセットしていくのですが、絶妙にサイズが合わずうまく置けなかったりバランスが悪かったり、食器をセットするのに時間が掛かって
「配置考えているうちに手洗いした方が早いのでは、、、」
と、さっそく購入を後悔しそうになりました。笑
毎日使うので、だんだん慣れてこの食器はココとわかってくるとセットも1~2分でできるようになります。
二人分でも結構な量になります。
5.5洗剤
洗剤は好みが分かれるので、いろいろと試してみるのが良いと思います。
うちでは最終的に基本は粉洗剤(コスパ最強)油汚れが気になるときは液体洗剤を使用しています。
でもまあ、粉で油汚れが落ちないわけではないので、粉だけでも十分なんですけどね。
5.6作動音
作動音はある程度しますが、気になるほどではありません。
賃貸でしたら深夜や早朝の使用は気になるかもしれませんが、それ以外は問題ないでしょう。
5.7排気
初めて使ってみて気になったことが「洗浄中に湿気を含んだ排熱が結構出る」ことです。
公式HPでは上部は5㎝以上開けてと書いてありますが、10㎝以上開けても吊戸棚に水滴がびっしりついていました。
2回目からは換気扇を回して、窓も開け放っていましたが、それでも多少は結露してしまいました。
水回り拭き上げ派からするとこれはちょっとイマイチポイントかなー
換気扇を回していれば大体乾きますが、カビなどが気になる人は終了後に軽く拭き上げたほうがいいかもしれません。
5.8お手入れ
当たり前ですが、食洗機は食器と一緒に内部も洗ってくれるので、お手入れがほぼ不要です。
これは非常に助かります。
僕は気にしいなので、乾燥終了後に内部を軽く拭き上げますが、1分もかかりません。
洗浄前に食べ残しや、こびりついたものはざっと流してから食洗機にかければ残菜フィルターにもほとんど何も残りません。
においなどが気になり始めたら庫内洗浄用の洗剤でから回しをして掃除するくらいでしょうか。本当に楽で助かります。
使ってみて気になった点はこれくらいです。
まだ使用を初めて1か月くらいなので、これから問題点等々あれば追記していきます。
6.まとめ
食洗機があればめんどくさい洗い物を自動でやってくれてなおかつ乾燥までしてくれます。
冬の手荒れ・あかぎれともおさらばできて、空いた時間で家族と過ごしたり副業の時間に充てたり有意義に過ごせます。そのうえ節水までしてくれる優れもの!!食洗機を導入しない手はないです。
結論、副業の時間を確保するために食洗機を導入することはコスパが良すぎる。
という結果になりました。
まあ、人それぞれ考え方や感じ方があるので一概には言えませんが、副業においては費用をかけて時間を作って「その分を取り返してやろう」というくらいの気概を見せないと副業もなかなか成果が出ないのではないでしょうか。僕も頑張ります。
もちろん副業とか抜きにしても家事はほんとに大変なので、奥さんへプレゼントしたら確実に喜ばれるでしょう。
食洗機に限らず、その他の時短家電、便利品などFIREを目指していくうえで導入した製品についてはどんどん発信していこうと考えていますので、是非また立ち寄ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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