【ハリネズミ】とげ丸飼育記~飼育ケージを自作してみた①~

こんにちは、よろずです。

いろいろあってハリネズミを飼い始めたので、経緯を書き留めておくことにしました。

これからハリネズミを飼おうと思っている方のためにも失敗談なども書いておくので、参考になれば幸いです。

ちなみにこの記事【ハリネズミ】とげ丸飼育記~飼育ケージを自作してみた①~は序章です。

そして【ハリネズミ】とげ丸飼育記~飼育ケージを自作してみた②~は準備段階となります。

制作過程は③からですので、お急ぎの方は【ハリネズミ】とげ丸飼育記~飼育ケージを自作してみた③~をご覧ください。

目次

1.ハリネズミを飼うきっかけ

自作 ケージ 完成の画像

僕は若干の潔癖気質なので、毛の生えている動物を飼うことに抵抗があります。

よろず

一日中コロコロかけることになりそう。。。

猫とか見ている分にはめちゃくちゃかわいいし、遊びたいなーとも思います。

しかし飼うとなると毛の掃除やにおいとかもろもろ気になってしまいそうで、おそらく飼うことは出来ないでしょう。

それこそペット専用の部屋が用意できれば話は別ですが。

そうでなければ、そのうち発狂するでしょう。笑

そんな僕ですが結婚して、犬を飼いたい奥さんとあーだこーだ言って落ち着いたのが今日のメインテーマの”ハリネズミ君”です。

ベランダを歩いているハリネズミ
ベランダ散歩中の「とげ丸」

犬は全身毛に覆われていますが、その点ハリネズミの背中はハリ。

おなか側は短い毛で覆われていますが、どうやら抜け毛もそんなにひどくないようです。

結構 愛らしい顔をしているし、毛も抜けないし、お互いの折衷案としてハリネズミを飼うことになりました。

最近流行っていますよね。

ハリネズミカフェとか、インスタでも愛らしいハリネズミの写真や動画がたくさん上がっていますね。

というわけで、ハリネズミについてあれこれ調べてみることに。

ひとまずこちらの本を買ってみました。

ハリネズミ、飼いはじめました!
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マンガを交えたフルカラーで読みやすく、飼う前に知りたい情報は一通り網羅されているので、おすすめです。

2.ハリネズミってどんな生き物?

大きさ

体長は15~20㎝

レタス1玉より1~2まわり小さいくらいかな。

体重は400~700g

レタス1玉~キャベツ半玉くらい。

よろず

ふむふむ、ハムスターよりずいぶん大きいな
ケ-ジも大きいものが必要そうだ

収穫前のキャベツ
きゃべつ!!

食べ物

雑食性。専用フード昆虫野菜果物など。

※野生では主に昆虫を食べていますが、ペレット状の専用フードがありますので、虫が苦手な人でも大丈夫です。何を隠そうぼくも虫は苦手なのですが、慣れます!!やっぱり虫エサが一番食いつきが良いです。うちの子はドライミルワームがお気に入り。

ナチュラルペットフーズ ハーティー 乾燥ミルワーム
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食事の時間というのはペットを観察する上でいろいろな意味を持つ大切で楽しい時間なのです。

雑食性というのは何をあげたらどんな風に食べるか、はたまた食べてくれないか。

いろいろ試すことが出来るので楽しめそう。

生態

生活は基本夜行性

野生のハリネズミは一晩で2-5㎞も走るそうで、なおさら広いケージが必要ですね。

ケージサイズは60×90cmの大きさがあると良いようです。

よろず

60×90は普通の家に置くにはデカすぎる、、、
狭いのもかわいそうだけど。

回し車もハムスター用より大きめの直径30㎝くらいのものが主流。

SANKO メタルサイレント 32
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体臭はあまりないが、排泄物の量が多く、歩き回りながらところ構わずするそうなので(個体差あり)こまめな掃除床材の選定が重要になりそう。

毎日の掃除は結構手間なので、掃除のしやすさがカギになりますね。

病気関係としてダニが付きやすいみたいで、たまに足湯なんかをしてやると良いそう。

よろず

なにそれかわいい!!

【ハリネズミ】砂浴び・お風呂のメリット&デメリットまとめ【とげ丸飼育記】

もともとはサバンナとか砂漠の生き物なので、低温と多湿はNG

温度は25℃以上を目安に20℃を下回らないように、湿度は30%以下を目安に40%くらいまで。

住んでいる地域によるでしょうけど、日本での飼育は温湿度管理が重要になりそう。

※ちなみにぼくはこの温湿度計を使用しています。

ThermoProサーモプロ 温湿度計 室内温度計デジタル
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直近24時間の最低と最高の温湿度を記録してくれるので、出掛けている間の変化が分かり温湿度対策に非常に役立ちます。

【ハリネズミ】日本の冬は寒すぎる!おすすめ温度管理グッズ5選【ヒーター】

生態などいろいろ調べていくうちに俄然ハリネズミを飼ってみたくなりました。笑

3.ハリネズミを見に行こう!

百聞は一見に如かず!近所のペットショップにハリネズミがいるそうなので、下調べはこれくらいにしてさっそく見に行きました

ペットショップに入るとまず犬猫のコーナーがあり、猫かわいいなーと思いながら10分くらい吸い寄せられました。笑

よろず

見ている分には良いんだけどねー

その後小動物コーナーへ。

インコがいて、ちょっとだけ水槽があって、ハムスター、フェレットときて、いましたいましたハリネズミ君

と思ったけどやはりこの時間は小屋の中でおやすみ中でした。

(日中は基本的に小屋とか暗いところに隠れて寝ています。22時~と深夜2時~が良く行動しています。)

あきらめきれず粘っていると、1匹が小屋から布団みたいなところへ移動するために出てきました。

一番スタンダードなカラー「ソルトアンドペッパー」のハリネズミ君。

眠そうな千鳥足でとことこ歩いている姿もかわいいですねー。

よろず

なんて言っているうちに、完全に虜になっている。。。

ペットのハリネズミは鼻の色やハリの色、生え方などで数十種類(100種類以上に分けられているとも)に分類されていて、中には5万円を超えるような希少カラーの子もいます。

ハリネズミはモグラの仲間だそうで、視力は弱く、嗅覚と聴覚に頼っているみたいです。

鼻をひくひくさせて周囲をうかがっていました。

代表カラーのソルトアンドペッパー
代表カラーの「ソルトアンドペッパー」

この日はペットショップでケージや設備、エサなど一通り確認して帰宅。

4.初期費用はどれくらいかかるの?

家に帰り、これからの計画を立てることにしました。

まずは予算案を作成。これが我が家の家計院を通過しないことには始まりません。

まずは個体ですが、色の種類や国産・外国産など店によってばらつきはあるものの、大体¥15,000~¥40,000程。

ハムスターが¥1,000~¥3,000くらいなので、結構お高いですね。

次にケージですが、これはもうピンキリ。

市販品から衣装ケースなどの代用品、オーダー品まで様々あります。

価格も¥5,000~数万円まで上はきりがないですね。

よろず

結構大きいから、運動不足にならないよう広めのケージがいいなー。

サイズが大きいためか設備も高価で、

・回し車     ¥3,000~¥5,000
・床材 5Lで   ¥1,000~¥2,500
(※うちでは月に半袋~1袋(5L)を使用します)
・エサ      ¥2,000~¥3,000
(結構大食漢みたい)
・その他雑貨   ¥5,000   
(エサ箱や掃除道具など)

初期費用はトータルでざっくり¥40,000~¥50,000くらいあればいけますかね。

というようなざっくり予算案でとりあえず家計院へ提出。

コロナ給付金の残りもあったことから何とか可決しまして、まずはケージ選びから始まりました。

※ちなみにうちのランニングコストは年に一回の定期健診代を含めても月/\2,000~¥3,000程度です。ほとんどが床材のリター代ですね。

床材のリターは「はりねずみんみん共和国」さんのオリジナル超吸水ペーパーリターを使用しています。

オリジナル超吸水ペーパーリター
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床材に関しては、リターを使っても良いし人工芝にしている人、新聞紙をちぎったものにしている人などハリ飼いさんによって様々です。

ぼくは今のところ掃除の手間が一番かからないこのリターがお気に入りです。

5.なければ作る!自作ケージに至るまで

ハリネズミ君との生活を想像しながら夜な夜なネットショッピングをする日々。

まず結構な大きさなので、ケージを置く場所に迷いました。

出来るだけ静かで温度変化が少なく、薄暗いところ。。。なかなかないですね。

押し入れや納戸も考えましたが、換気性が悪いし、何より観察しづらい。

結局デッドスペースになっている和室の仏壇置きっぽいところに設置することに。

割と広さも確保できるので案外いいかも。

ということでそこに合うケージを探し始めました。

しかし市販品はどうにも大きさがいまひとつだったり、使い勝手が悪そうだったりと、メリットデメリットの差が大きく出てしまい、希望を完全に満たすものがありませんでした。

よろず

温度管理、掃除のしやすさ、デザイン、広さ。。。
こだわり始めたらキリがない。

そんな時に小動物用の木製ケージをオーダーで作っているサイトを見つけ、ケージ自体のカッコよさ作業性を重視したつくり(製作者様自身が小動物や爬虫類の飼育をしているため)様々なオプションに魅かれ、これしかないと思えるものに辿り着きました。

サイトはこちら

https://fandk.site/

木製オーダーケージ制作の「FandK」様

HPもわかりやすく、ベースとなる型に様々なオプション価格も明確になっていて、すぐに自分の欲しいケージの価格が分かるようになっていました。

ためしに自分の希望をフル装備で見積もりをしてみたところ、、、¥45,000+送料、、、

予算一発で吹っ飛びますやん。。。

うん、でもこの出来でこの価格は納得できると思います。

写真しか見ていないけれどめちゃくちゃかっこいいです

ぜひHPとかInstagramを覗いてみてください。

非常によく考えられているし、使い勝手はかなり良さそう。だがしかし¥45,000。

ちなみにハリネズミ用のベースとなる小屋はこんな感じです。

出典:FandK様 Instagram https://www.instagram.com/mokusei_keiji_2/

兵庫県に工房を構える「F and K」さん。いつかはケージを注文したい!!

よろず

カメレオンも飼ってみたいから、その時はお世話になります!

「オーダー品は予算的に厳しいな。」

と、普通のサラリーマンだったらここで諦めているでしょう。

ところがどっこい、僕は”よろずリーマン”なのです。

たいていの事はできちゃうのです。

ということでハリネズミ、もとい「とげ丸」ハウスを自作することにしました。

(名前はとげ丸になりました。まだ飼ってないけど)

とりあえずレイアウトを考えて、設計図作って、部材リスト作ってホームセンターへGO!!

自作なら寸法もぴったりだし、作業性も良いように作りこめるからGOOD!!

難点といえば時間と労力が掛かることと、意外と安くはできないということですね。

続きはこちら

https://yorozuri-man.com/hedgehog-cage-2/

②は制作前の準備段階となります。

お急ぎの方はこちらをご覧ください。

https://yorozuri-man.com/hedgehog-cage-3/

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また次回!!

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